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Pythonについて

2022/07/14

はじめまして。
ネットワークエンジニアとして入社してもうすぐ1年の社員Sです。

今回、Pythonというプログラム言語に焦点をあてて
お話を進めさせていただきたいと思います。

Pythonとは何か?

簡単に説明すると、1991年にオランダのプログラマーによって開発された言語であり
・人工知能の開発やデータの処理
・自動データ処理や分析などの業務効率化
・データの収集、解析
といった分野に長けているのが特徴です。

さて、このタイトルをご覧になった方の中には
「ネットワークなのにプログラム言語?」
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

かくいう私も恥ずかしながら当初はこのような考えをもっていました。

ただ、昨今のITインフラ事情を語る上でこのプログラム言語の需要が高まり続けており
ネットワークエンジニアが学ぶべきプログラム言語とも言われてきています。

なぜここまで重宝されているのか?

理由として、ネットワークをソフトウェアや自動化という技術によって制御するのが

一般的な手法となりつつある点、それに加えてクラウドの普及というのが挙げられるでしょう。

自動化とは文字通り、ネットワークの管理や運用などといった、これまでは手動で実施されていた作業を

プログラムによって自動的に実施していくという技術です。

これまで、ネットワークに関する大部分の作業は手動で執り行われているという実態がありました。
しかし、現在はクラウドでの構築が普及しつつあることで大規模なネットワーク構成も増え続けています。
そのため、とても人の手では対応し切れなくなっているのは明らかです。
それだけでなく、人的作業ではどうしても作業ミスのリスクというのが付き物でもあります。

そこで、迅速かつ確実に広範囲に渡るネットワークの構築や管理、または制御をしていくために
プログラムを利用していこうという話へと繋がっていくわけです。

実例を挙げると、事前に準備したネットワークのデータを元としてコードを作成し
ネットワークの構成をグラフや図で確認するなんてことも今の時代は可能になっています。

また、ネットワークの話からは脱線しますが、一部の業種は将来的にAIに取って代わられるのではないか?と囁かれています。
一方で、AI技術に長けたエンジニアは不足しているという事情もあるようです。
そういった意味でも、Pythonというプログラミング言語はこれからも需要が右肩上がりになっていくのではないかと予想しています。

そうした中、私は現在Pythonの学習に奮闘しております。
まずは一歩目として「Python3 エンジニア認定基礎試験」を近々受験する予定です。

執筆している本人は特に極めている資格や知識があるわけでもなく偉そうに言える立場ではありませんが、
特定の分野に囚われず様々な方面に目を向けていくのは決して無駄なことではないと思っています。
そのときは無駄な知識だと感じていても、後々活きてくるケースもきっとあるはずです。
そう信じて私も胸を張れる技術者になるべく、幅広く技術や知識や深めて精進していく所存であります。